三康文化研究所/三康図書館

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これまでの取り組み

これまでの取り組み

貴重な蔵書を守り利用に供していくために職員一人一人が自覚を持って書誌学への研鑽を積む必要があると思われます。

そのためには積極的に専門知識を深めていき、多くの方々と共有していきたいと考えます。

 

『金剛生月艸紙(こんごういけづきぞうし)』の翻刻作業

 

影印:写真により複製すること

翻刻:崩し字で書かれた原文を楷書体に直し刊行すること

 

 

2005(平成17)年4月から3年間、図書館員が翻刻作業をして完成しました。

平成19年度財団法人『三康文化研究所所報』第43号に掲載されています。

『翻刻する資料を選ぶにあたっては、影印や研究が未発表のものの方がやりがいがあると考え、現在のところ、当館と「相撲博物館」にその所蔵が確認されているだけで、研究もなされていないと思われる『金剛生月艸紙』を取り上げることにした。本書の体裁は18×11.8cmで、丁数は13丁という小振りな本であり、図版も多数挿入されている楽しめる内容で、初学者の手始めのものとして適当な本ではないかと思われたことも選定理由の一つである。』

財団法人『三康文化研究所所報』第43号序文(一部抜粋)

 

『金剛生月艸紙』(コンゴウイケヅキゾウシ)

立川(鳥亭)焉馬(二世)(タチカワ,(ウテイ)エンバ)(1792-1862)著

歌川豐国(三世)(1786-1864)画

 

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